型屋2110 伊勢型紙彫師 那須 恵子
KEIKO NASU
1982年
岐阜県生まれ。8年間印刷会社で商業イラストを制作。退社後、伊勢型紙と出会う。
2010年
彫師を志し鈴鹿市に移住。突彫りの職人である生田嘉範氏に師事。
2014年
伊勢型紙彫刻組合に加入。
2016年
工房内独立。伊勢志摩サミット会場ホテルで作品展示。
2017年
2018年度版三重県民手帳のデザイン・型紙制作を担当。アジア3カ国で制作実演やワークショップを開催。
2018年
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018三重代表に選出。
伊勢型紙ジュエリー「星月夜」・Isekata Star Projectを発表。
2020年
2021年度版三重県民手帳のデザイン・型紙制作を担当。
三重県より中堅優秀技能者として表彰。
2022年
小紋型紙「二四萬柄」が藍田愛郎氏染めにて第69回日本伝統工芸展入選
2023年
小紋型紙「而今之光」が藍田愛郎氏染めにて第57回日本伝統工芸染織展奨励賞・天満屋賞受賞
伝統の技を大切に自らの技術を磨くと共に
伊勢型紙の普及・振興のため県内外問わずワークショップや講演その他地域NPOで街おこしなどの活動にも参加。
てぬぐい・浴衣・紅型・長板中型・唐紙用型紙・印伝・着尺型・摺り型・小紋型 など染めにまつわる型紙を染工場や工芸作家・老舗メーカーより幅広く承っています。
『型紙が100年先も染め手を支え、型紙で心を伝える』を目標に精進して参ります。
▽取材動画(2014年) athome「明日への扉」